2024年2月7日水曜日

SANSUI SP-100

自作外付けネットワーク回路から

純正回路へ戻す作業の続き。

コンデンサは古いので

秋月電子へオーダー。


今回使用したのは

Suntan社のコンデンサ。

左が元の回路
右がニューコンデンサ取り換え中。


10+3.3+3.3=16.6㎌の三重奏
超強力なテープで固定。

純正は16㎌なのでなるべく近い数値にしました。





オークションでSP-100のスコーカーを落札できたので
代替えで使っていたJBLと取り替えます。
この謎スピーカーはこれが正体でした。
くしゃみさんありがとうございます。
作業中に聴いたアルバム
増尾好秋。


Phineas Newborn Jr.


Hampton Hawes


本田竹広
CDでは
Bill Evansのソロ。
他にも色々聴いたのですが写真取り忘れ。


入手したスコーカーは線が切断されていたので
新たに線を繋げて
ボイスコイルタッチしていないかチェック。


翌日

ネットワーク回路を

エンクロージャーに装着し

ハーモニカ端子に接続するのに取り外しが楽な
U端子を使用。
再度
ビスコロイドの軟化処理を施します。

この半田ごてを使用してからは
もう他の半田ごてに戻れなくなりました。
温度管理が非常に楽。
 



メンテナンスを考え
ネットワーク回路と
スピーカーを繋ぐ
ハーモニカ端子。
さあ
やっとここまできました。
緊張と期待の試聴です。
試聴に選んだのは
飯島茶寮さんで教えていただいた
Zach Brock
少し高音が元気な印象だが
とても良い!
期待以上の音質。
良すぎて笑ってしまいました。

サンスイ独自の特殊ネットワーク回路と
バスレフポートのビニルパイプと
ボイスコイルボビンのアルミリングが特徴のこのスピーカー。
当時の技術者の思いを想像しながら試聴しました。

コンデンサと吸音材が当時と違うが
当時に近い音が出ているんじゃないかな。

なんだかんだで休日丸二日間掛かってやっと完成。

頭で思い描いた作業時間より
実際は4倍位の時間が掛かってしまったが
この達成感と感動は労力以上のもの。
だからやめられない。

SP-100が当時大ヒットした理由はこの音を聴いて納得。

Sansui  SP-100
1966年発売 1ペア¥42200
ウーハー  25cmコーン  アルニコ
スコーカー  12cmコーン  アルニコ
ツイーター  5cmホーン (松下電器製)

クロスオーバー周波数1.5kHz/5kHz(12db/0ct)







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